アフィリエイトをするのにレンタルサーバーが必要なことはわかりましたし、レンタルサーバーとは何かということは理解できました。ではどのようにしてレンタルサーバーを選んだらいいのでしょうか?レンタルサーバーの比較サイトはたくさんありますが、レンタルサーバーを選ぶ最低限の知識がなければ選ぶことはできません。まずレンタルサーバーを選ぶうえで必要な用語について説明します。
レンタルサーバーを選定するうえで必要な用語
レンタルサーバーを選ぶ上で最低限知っていてほしい用語を集めてみました。
初期費用と月額費用
レンタルサーバーを使用するということで費用が発生します。アフィリエイトを始めるにあたりの初期投資なので慎重になると思います。初期費用とはレンタルサーバー契約時に発生する費用となります。レンタルサーバーによって差がありまして、無料のもの(キャンペーンなどで)から1万円以上するものもあります。月額費用とはそのまま月々発生する費用です。ここで気を付けてほしいのが契約条件です。レンタルサーバーの価格表を見ると「月額○○円~」と最安値のプランが表示されています。最安値のプランはほとんどが契約期間の縛りがあります。だいたい12カ月契約です。もう一つ気を付けてほしいのが料金の支払いです。契約期間の縛りがあるプランは契約時に初期費用と契約期間分の料金を支払うことになります。つまり初期費用が3000円、月額費用1000円、契約期間12カ月の場合、契約時に15000円の費用が発生することになります。レンタルサーバーを使ったことないのにいきなりそんな大金は払えないですよね。しかし、ほとんどレンタルサーバーには試用期間が設けられています。試用期間にレンタルサーバを使ってどんなものか確認して契約すれば安心です。
容量と転送量
容量はアフィリエイトの記事を保存したり、メールを設定するときはメールの内容を保存したりするのですが、それほど気にする必要はないです。レンタルサーバーをアフィリエイトとメールサーバーで使うのであれが5G程度あれば十分だと思いますし、ほとんどのレンタルサーバーは10GBは保証しています。もしレンタルサーバーをその他の用途でも使うのであれば気にする必要があります。どんな用途で使うかというと、ファイルサーバーにしてファイル共有したり、グループウェアなどのサービスを利用したりと様々です。しかし今は関係のない話なのでおいておきます。転送量とは、例えばあるユーザがあなたのブログを閲覧したとき、サーバーとユーザとの間にはデータの送受信が発生します。そのデータの送受信の制限のことを転送量といいます。例えばあなたが1MBの記事を書いたとします。あるユーザがその記事を閲覧すると、1MBの転送量が発生します。もしあなたの記事を1000人のユーザが閲覧したとすると、1000MBつまり1GBです。つまりレンタルサーバーのプランに「転送量 50GB/日」となっている場合は、一日に約500,000人の閲覧に対応することができるということです。(※その他にサーバーへ記事のアップロードやメール管理の容量を考慮する必要があります)これはあくまでも単純に算出したデータです。ブログを複数ページもしくは複数のブログを管理している場合もあるので、一概には言えません。しかし、最初は「転送量は50GB」ぐらいで大丈夫でないでしょうか。
マルチドメイン
マルチドメインとは、複数のドメインを管理することができることです。といってもまずドメインが何なのかがわからないとどうしようもないす。ドメインとはネット上の住所と思ってもらえるとわかりやすいです。下記はインターネットでYahooのホームページを開いた時の画像です。赤ペンで引かれているのところがドメインです。
ドメインは住所なのでメールアドレスでも使われています。例えばYahooメールを取得したときのメールアドレスは下記のようになります。アンダーラインを引いたところがドメインとなります。
つまり「yahoo.co.jp」という住所にYahooのサーバーが設置されているということになります。
じゃあドメインはどう必要になってくるかというと、あなたのブログを公開する住所(ドメイン)を登録する必要があるのです。もしあなたのブログの住所(ドメイン)がわからなければ、ユーザはあなたのブログを見ることができないからです。ブログを公開するのにドメインが必要ということはわかりました。ではマルチドメインの説明に戻ります。マルチドメインとは複数のドメインを管理することができることです。つまり、あなたがレンタルサーバーと契約してラーメンに関するブログを「○○○.com」という住所(ドメイン)で公開したとします。その後新たにカレーに関するブログを違う「××.com」という住所(ドメイン)で公開しようとしたとき、マルチドメインに対応していないとできないということです。レンタルサーバーのほとんどがマルチドメインに対応しています。違いはドメインを作れる数です。しかしマルチドメインに対応していれば、そんなに気にすることはないでしょう。
MySQL
MySQLとは何か?かなり難しいので、「ブログを作るためにはWordPressが必要で、WordPressを使うためにはMySQLが必要でブログ記事を保存してる場所」とだけ理解していれば大丈夫です。
MySQLもレンタルサーバー会社によって使用できる数が違います。もし違う種類のブログを複数立ち上げるのでしたら、MySQLも複数必要になります。先ほど説明したマルチドメインとリンクしてきます。しかし、MySQLがないのは問題がありますが、MySQLが使えるレンタルサーバーは複数使えるようになっているので、MySQLの有無だけ確認できていれば問題ないです。
サポート
サポートはメールサポート、電話サポートなどがあります。サポート時間も24時間対応など様々です。私の見解としては、ネットでわからないことを検索すればだいたいのことは分かります。だからサポートに関してはそこまで気にする必要はないでしょう。心配な方は電話対応してくれるほうがわかりやすいです。
インストールソフト
レンタルサーバーにインストールされているもしくは簡単にインストールできるソフトのことです。これはWordPressがインストールもしくはインストールできるレンタルサーバーであればどこでも問題はないです。
おすすめレンタルサーバー
おすすめというか、私が選択したレンタルサーバーはエックスサーバーになります。
今回私が調査して、最低限必要な条件をクリアしていることは当たり前ですが、その他には下記の理由があります。
低価格なのに高性能なマシンスペック
ユーザがあなたのブログを開いたとき、あなたのブログが開くまでの時間が関係してきます。マシンスペックが高性能な場合と低性能の場合とでは、ブログが表示するまでの時間に1秒程度の違いが発生します。1秒ぐらいと思うかもしれませんが、1秒ってかなり大きいのです。インターネットでは1秒待つというのは、かなり待たされている気分になります。最初なので、そこまで高性能なスペックは必要ありませんが、エックスサーバーは値段以上の高性能マシンを提供してくれています。
ドメイン契約もできる
レンタルサーバーと一緒にドメインも契約できる。これは大きな理由です。普通はレンタルサーバーをA社と契約してドメインをB社と契約して、A社にドメイン設定をするのですが、契約と設定が面倒でこの時点で挫折をしてしまいそうです。エックスサーバーの場合はドメイン契約も一緒にできるため、設定が容易に完了します。
まとめ
今回はレンタルサーバーの選定方法を理解して、XSERVERと契約しました。レンタルサーバーを選定するための用語などは少し理解できたのではないでしょうか。次回はXSERVERにドメイン登録、WordPressのインストールとブログ投稿をしていきます。