「30代での転職で重要なのはキャリアです。」
ほとんどの人は30代から転職を考える場合、今までやってきた業界または業種の仕事を選択します。なぜなら他の業種に転職することは大変なリスクを伴うからです。
- 給与のダウン
- 1から仕事を覚えなければいけない
- 30代未経験を採用する会社は少ない
多くの人は諦めてしまいます。私もそうでした。しかし
本当に今後の人生、今の業界でやっていけますか?
私の答えは「NO」でした。
そして今、異業種のIT業界への転職が成功して、プログラマをやっています。年収も前の業種の仕事の倍以上稼げるようになりました。転職挑戦前の私については「なぜ30代未経験の私がプログラマになろうと思ったのか」を参考にしてください。
ではどうやって30代業界未経験の私がプログラマになれたのか紹介します。
ハローワークへ
転職初心者の僕には仕事を紹介してくれる場所といえば真っ先に思いついたのがハローワークでした。ハローワークでのお言葉は
「30歳を過ぎていますので、今からプログラマはきついのでは?30代未経験のプログラマを募集している企業はありませんよ。」
大変ためになるお言葉でした。
「せめて資格か何か持っていれば別ですが・・・」
「よしわかった。資格を取ってまた来てやろうではないか。」と決意しハローワークから退散しました。
プログラミングを独学
プログラマに必要な資格って何なのだろうと調べてみるといろいろ出てきました。
- 基本情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト
- Oracle
- Java
Oracle?Java? Wikipediaで見ても暗号のような説明で理解不能だったので、基本情報技術者試験を受けようと決意。そして、転職後に役立つようにとJavaの勉強を開始しました。
そして3日後・・・挫折
基本情報技術者の参考書の言葉の意味が分からずネットで調べると、解説している言葉の意味も分からず調べて、結局何を調べていたのかわからない状況になってました。
プログラミングも同様に・・・
プログラミングスクールへ
プログラミングスクールに通うことにしました。
なぜプログラミングスクールに通うことに決めたかというと
「卒業後の就職先を紹介します。」の一言に連れられて・・・。
このプログラミングスクールでの目標は、「SJCP」というJavaの資格をとることと、IT業界へ就職することでした。
スクールの先生曰く、
「SJCP」を持っていれはかなりの武器になる。
その言葉を信じて必死に勉強しました。プログラミングについては少しづつわかってきたのですが、「SJCP」の試験問題についてはさっぱり。。。
しかしこの資格、受講料がものすごく高いんです。確か数万円した。これは落ちるわけには行かないでしょ。
意味はわからないが、過去問を見て暗記する方法に切り替えて、試験に備えました。
見事合格
よし、これで武器はできた。あとはスクールに就職先を紹介してもらうだけだ。
しかし、卒業間近に控えたあたりに張り出された就職先の年齢制限は「30歳以下」でした。
これでは就職できない、すっかり騙された感じで卒業を迎えました。
結局得たものは暗記で取得した「SJCP」のみ
しかし、資格をとったわけだし、ハローワークで仕事を紹介してくれるだろうという安易な気持ちでハローワークに再び訪問しました。
その2へ続く