「炎上」
最近、インターネットのトップニュースでは毎日のように目にします。
- ○○さんが事件を起こしてブログ炎上
- ○○さんがある事件に対してコメントをして炎上
- ○○さんが不倫をしてブログ炎上
- ある高校生の行動が非常識だと話題になり炎上
しかし炎上・炎上といってますがどうなったら炎上となってしまうのでしょうか。
炎上とは
ニコニコ大百科さんではこのように書かれています。
えん‐じょう〔‐ジヤウ〕【炎上】
[名](スル)
1 《古くは「えんしょう」》火が燃え上がること。特に、大きな建造物が火事で焼けること。「タンカーが―する」
2 (比喩的に)野球で、投手が打たれて大量に点を取られること。「救援投手―5失点」
3 (比喩的に)インターネット上のブログなどでの失言に対し、非難や中傷の投稿が多数届くこと。また、非難が集中してそのサイトが閉鎖に追い込まれること。
引用元: ニコニコ大百科
今回の件は「3」があてはまります。
ではどうやって炎上は起こっていくのでしょうか?
炎上までの過程
炎上はどのようにして発生するのでしょう。簡単な過程はこんな感じです。
- ある有名人が問題ある(?)発言をする
- 2chやTwitterなどで話題になり火種が出来上がり、ある有名人のサイトに訪れたり書き込みをする。
- ネットニュースなどで取り上げられて、野次馬がある有名人のサイトへ訪問を始める。
- テレビなどで取り上げられて世間に知れ渡り、ある有名人は叩かれ始めて自身のサイトがダウンする
私は
「問題を起こした有名人のサイトがダウン = 炎上」
と考えていたのですが、サイトがダウンしなくても炎上と呼ぶらしいですね。
火種の元って誰が作ってるの?
最近はどうでもいいことまで炎上をしている気がします。誰がこの火種を起こしているのか面白い記事を見つけました。
この記事の中で「過去1年間に炎上に加わったのは全体の1.1%だが、参加経験者の6割超は、同じ炎上への書き込みを繰り返していた。」と書かれています。
しかもこの調査はネットと通じておこなっているため、ネット利用者でのアンケート結果ということになります。
つまりネット利用者の1.1%の人が繰り返し同じサイトへ書き込みを行うことにより炎上が発生していたということになります。
またこんな記事も見つけました。
この記事の中でも書かれています。
炎上の実行犯のほとんどは5人以下
炎上したブログのコメント700件はたった4人で書いたもの
まとめ
炎上が最近多すぎるので気になって調べてみてよかったと思ってます。今回調べた結論としては
炎上 = 世間全体の意見ではない
ということです。炎上を起こした実行犯はただ自己顕示欲が強くて注目を浴びたいだけなのでしょうか。ネットニュースやテレビなどで取り上げてしまうので、炎上の実行犯たちは味を占めてしまうのでしょうね。少し前「日本死ね!」とTwitterでつぶやいて炎上してましたね。この炎上は国会まで動かしてしまったのだから、炎上の力は大きいのですね。
まあこの炎上の実行犯はある議員さんという噂がありますが、事実なら素晴らしい。
しかし炎上というのは少人数の実行犯で実現できるということもお忘れなく。