こんにちは、コタツです。
今日は私が入社した超絶ブラックだったある会社について紹介します。
ブラック企業ではよくある残業や休日出勤、パワハラやモラハラ、辞めさせてもらえないなどは当然です。「超絶」と呼ぶからにはもっとブラックなことがあります。
1.派遣先はすべて県外
「自社開発をやっているので、入社後はまず自社のプロジェクトに参加していただきます。」と言われて入社したのですが、自社開発などない派遣会社でした。
しかも派遣先はすべて県外でほとんどが新幹線で3時間~10時間かかる遠方。自宅から通うことは不可能で、自宅に帰れるのは正月のみ。何のために家賃を払っているのかわかりません。
2.派遣先の宿舎は大部屋
自宅から通勤することは不可能だったので、会社が用意した宿舎を利用することになります。普通はビジネスホテルやレオパレスなどで生活をするのですが、この会社は違いました。
大部屋での共同生活
まさにカイジの地下生活。台所、風呂やトイレは共同なのでプライベートが全くありません。昭和のタコ部屋ですか。
「今平成ですよね?」
しかし人間って不思議なものです。こんな最悪な環境でも、慣れてしまうと快適に思ってしまうのです(笑)
3.自由がない
会社には会社からバスが迎えに来ていたのですが、それ以外の交通手段は徒歩以外ありませんでした。徒歩圏内にコンビニ、本屋、飲食店、ゲームセンターなどの施設はなかったので、めったにない休日も宿舎で過ごすしか選択肢がありませんでした。
一度近くの本屋に歩いて行ったのですが、朝出発して帰ってきたのは深夜でした。全く自由のない生活です。
派遣先の会社の人にお酒を飲みに連れて行ってもらった時の感激は忘れられません。
4.上司の貫禄があり過ぎる
上司がいかにもっていう感じの人でした。胸元や指にはゴールドが輝き、石原裕次郎のようなサングラスに金髪。
派遣先の会社の人に
「初めて来たときドナドナみたいだったよ」
と言われました。
まとめ
「超絶」がつくブラック企業は面接時に
「あれこの会社、なんかおかしくないかな」
と気づきます。なかなか仕事が決まらなくて焦っている状況でも「気のせい、気のせい」と思わずにしっかり調べてから入社をしましょう。私の場合は、仕事が決まらなくて焦っていたという状況もありましたが、かなり高額な給料が提示されたので決めてしまいました。人生甘いお話には注意が必要です。辞めるときは本当に大変でした。今でもこの会社の上司と町で出くわしたらどうしようと怖くなります。
転職は焦らずに慎重に