「Androidアプリを作成することは難しくはありません。」
はじめてAdroidアプリを作成する人が一番最初にぶつかる壁は「プログラミング」だと思います。
「プログラミングって難しそう。」
「私にできるのかな。」
いろいろ不安の声を聞きますが大丈夫、できます。なぜなら、プログラミングでわからないことは、インターネットで調べればほとんどのことがわかるからです。極端な話、特別なプログラミングのこと以外は世界中の誰かがすでに実践して公開してくれているので、コピーして貼り付けていけばアプリは完成していくのです。初めにプログラミングの基礎知識を勉強する必要はありますが・・・。心配せずにやってみましょう。
Androidアプリを作成するために必要なもの
Androidアプリを作成するために用意しなければいけないものがあります。アプリ開発が慣れてくれば他にも必要なものが出てきますが、今回は必要最小限で紹介します。
1.パソコン
パソコンがなくては話になりません。WindowsでもMacでもどちらでも大丈夫です。(本記事ではwindowsの環境で説明をしていきます。)
推奨環境は
- Microsoft® Windows® 7/8/10(32-bit 版または 64-bit 版)
- 2GB 以上のシステム メモリ(RAM)、8 GB 以上を推奨
- 2GB の空き容量のあるハードディスク(最低限)、4GBが推奨
- 1280 x 800 以上の画面解像度
公式ページで書かれていた推奨環境ですが、個人的に快適に開発をしたいのであれば、メモリは16GBぐらいあったほうがいいです。しかし、メモリを16GB積んでいるパソコンを持っている人はなかなかいないと思いますので、推奨環境で始めましょう。自分のパソコンのスペックを確認の仕方がわからない人は、こちらを参考にして確認してみてください。
2.インターネット環境
開発環境を設定するために、インターネットから様々なソフトをダウンロードする必要があります。また、開発を進めていく中で、Updateなどの更新をインターネットから取得する必要があるため、インターネット環境は必須といえます。
3.Android端末
Androidアプリを作成して、アプリの動作確認をするためにAndroid端末が必要になります。パソコン上でエミュレータを使ってアプリの動作確認をすることもできますが、Andoroid端末のほうが断然快適です。Android端末を購入するのも高額なので、はじめはエミュレータを使った開発でもいいです。くれぐれも、今メインで使用しているAndroid端末を使用しての開発はしないでください。開発中に誤ったプログラミングをしてAndroid端末に悪影響を及ぼす可能性があります。
4.開発環境
私は去年までAndroid開発に携わっていて、その時はEclipseという開発ツールを使ってました。開発ツールとはアプリを作る作業を楽にしてくれるものです。メモ帳でもAndroidアプリ開発はできますが、とても面倒なので開発ツールを使います。話を戻して、Eclipseという開発ツールを使っていたのですが、調べてみるとこんな記事が載ってました。
米Googleは、Android公式の開発環境となったAndroid Studioの開発に注力するため、Eclipse Android Developper Tools(ADT)の開発を終了するとともに、公式サポートを2015年内で終了する。なお、今回の開発およびサポート終了には、Eclipse ADT PluginとビルドツールのAndroid Antも含まれる。
引用元: 参照記事のタイトルCodeZine
何を言っているかといいますと「Eclipseでのアプリ開発はもう保証しないよ。だからAndroid Studioを使ってアプリの開発をしてね。」ということです。
GoogleがアナウンスしているのでAndroid Studioを使うしかなさそうです。ちなみにEclipseもEclipse Foundationというオープンソースコミュニティが、「Andmore」プロジェクトとし引き継いでいくらしいです。
5.Google アカウント
Android端末を使用するのでGoogleアカウントは必須です。Andoridを持っている方はすでにGoogleアカウントをお持ちと思いますが、開発用に新しくアカウントを取得することをお勧めします。
まとめ
今回はAndroidアプリを作成するために必要なものを紹介しました。このブログを見ているということは、パソコンもインターネット環境もそろっていると思います。Googleアカウントは取得しておいてください。Android端末は余裕ができましたら購入しはじめはエミュレータで始めましょう。次回、エミュレータの設定や開発ツール(Android Studio)の設定をしながらAndroidアプリ開発の環境を作成していきます。