プログラマになろう

icon-tag-side@2x プログラマになってやる!!

「プログラマになってやる!!」

私が声をあげたとき、周りの目はとても冷たいものでした。

「もう30歳を過ぎているのに何を考えてるの」
「30歳超えて未経験の業界に転職するなんて無理だよ」
「もし今の会社を辞めて、就職できなかったらどうするの」

会社の同僚や先輩達から仕事帰りに飲み会に誘われて説教されました。
ハローワークでも冷たい対応でした。

30歳を過ぎているので、未経験の業界への転職は無理です。せめて資格でも持っていれば別ですが。

icon-tag-side@2x 30歳までの私の人生

音楽で成功してやる

なんとなく小学校、中学校、高校を卒業して大学に入りました。大学卒業後はバンドブームということもあり、就職もせず「音楽で飯を食うんだ!」といってバンド活動をつづけました。
しかし・・・バンドは解散。その後フリータをしながら音楽活動を続けるも気が付けば28歳。

さすがにフリータのまま30歳を迎えるのは世間体が悪いので、とりあえず入れる会社に入りました。土木関係の肉体労働の仕事です。
土木
数年間働いたのですが、不満だらけでした。

  • 仕事が面白くない
  • サービス残業ばかり
  • 人間関係がうまくいかない
  • 給料が上がらない
  • 30歳を超えてしまったからもうやり直せない

この時私の年収は250万ぐらいです。
給料は上がる見込みもない将来を考えると絶望感でいっぱいでした。




icon-tag-side@2x 俺の人生こんなはずではなかった

こんなはずではなかった
ある日の夜、なんとなくニュースZEROを見ているとある地域のインスタントラーメンが取り上げられてました。街の活性化とアピールを兼ねた商品は地域を超えて日本全国で話題になっていると。その商品を作った人物がテレビに映ったとき、私は唖然としました。

バンド活動で苦労を共にした仲間でした。

早速連絡をしたら飲みに行くことに。
たわいもない昔話を話した後、彼がバンドを解散してから今まで何をしてきたのか聞きました。その話す姿はとても輝いていました。とても私がバンドを解散して何をしてきたかは恥ずかしくてしゃべれませんでした。そんな私を見て彼は落ち込んでいました。

おまえ何をやっているんだ

そんな言葉が聞こえてきそうでした。
私だってバンド活動に成功していればこんな人生にはならなかったし、もう30歳を超えて何も築いてきていない。だからどうしようもないんだと。そんなことを伝えようと思った時に、彼から言われた言葉に何かが変わりました。

バンド活動をしたとき、どんなに努力をしても成果は全くでなかった。芸術の世界は本当に難しかった。でも商売の世界では努力さえすれば誰でも成果はできる。バンド活動に比べれば、ここまで来るのは楽勝だった。

彼に会って本当によかったと思いました。次に会ったときに恥ずかしくないように、そして何をしていたか輝いて話せるような人生にしようと決めました。

icon-tag-side@2x このまま底辺で終わってたまるか

このままで終われるか!!
今の仕事をしていたのでは底辺のまま年を取って「若いころはすごかったんだぞ。」と若い人達にはなしている情けない大人になってしまう。

転職しよう!!

仕事にあまり休みがないので、仕事を続けながら転職活動は厳しいと思い仕事を辞めました。
いろいろな職業を調査しました。その中で私が出した条件をすべて満たしている職業がプログラマでした。プログラマという職業を選んだ理由は下記のとおり

1.手に職をつけれる職業

今の世の中、勤めている会社が倒産しないという保証はありません。手に職を持っていれば柔軟に対応できますし、将来的に個人事業主または会社経営のビジョンも見えてくるからです。

2.将来性がある職業

将来が安心できる職業はないかもしれません。自動運転の車ができればタクシー業界は打撃を受けると思いますし。しかし新しい技術が次々と生まれているIT業界。
現状の技術だけに満足せず柔軟に対応できる技術を持って入れば将来も安心できます。

3.給料が年代別で多く望める職業

年代別を職業別に調べてみると上位のほうにランクインしていました。現在の年収の倍は望みたいです。

4.やりがいがある職業

実際に仕事をやってみないとわかりませんが、パソコンを触ることは好きだったので問題ないと思ったからです。

土木関係の肉体労働者からIT業界のプログラマ。
畑違いもいいところだが、必ずプログラマになってやるという意気込みで転職活動を開始しました。